今日は思い出話ではなく、最近の話を少し。
今年の4月に中学3年生になった娘がいます。
小学5年生くらいから始まった、いわゆる思春期・反抗期がピークを迎えたのが小学6年生。
そこから中学2年生の夏くらいまでの2年半くらい、エベレストの頂上からずーっと下りてこない。
地雷だらけの激しい時期を過ごしました。二度と戻りたくない2年半です。
富士山レベルじゃないです、エベレストです。
女同士ですが、プロレスの試合ですか??って感じの取っ組み合いも、しょっちゅうです。
私も更年期に突入するお年頃ですから…「家庭内ホルモン戦争」って呼んでました。
思い出すと、当時のイライラが蘇るので、これくらいにしておきますけど。
でもまぁ、成長段階としては、とても大事で必要な時間だったなとも思ってます。
親子だし、女同士だし、遠慮することなく、お互い本音を全力で出し合って、ぶつかる。
親だって、大人だって、言われたら本気で腹立つし、心底傷つくこともあるんだ!
何もかも嫌になることもあるし、全部を投げ出したくなることもあるんだ!
そんなことも、遠慮なく私もぶつけました。
娘も、もちろん全力で、心の中のイライラや怒り、不安や不満を大量にぶつけてきた。
お互い全力だから、ヘトヘトになる…
そんな2人の間に入って、癒しをくれたのが、我が家のアイドル。
マルチーズの女の子、ククです。ただただ、かわいい。
ククがかわいい顔して、2人のことを見てくるから…イライラしてたのに、笑っちゃって。
試合終了するのです。
娘がその時期に心を苦しめていた原因は、ちゃんとあって。
それも分かっていたから、私もたくさん悩んだわけですけど。
その話もまた、いずれしますね。
ケンカも多い私たち親子には、共通の趣味があって。
そのおかげで、めっちゃ仲良しの時間もたくさんあるんです。
2020年の夏に発売されたBTSのDynamiteって曲でね、見つけてしまったんですよ。
ジョングクってイケメンを…そこからK-POPという沼に落ちていきました。
正直に言うと、それまでの私は韓国嫌いで、K-POPなんてもってのほか。
全員整形してるし、同じ顔にしか見えないし、男の人が化粧してて気持ち悪いし。
日本人なんて金づるとしか見てないんでしょ!!と思ってたのです。
なので、BTSのことも最初は見ようともしなかったし、ちゃんと見ずに毛嫌いしてた。
だけど娘はテレビでジョングクを見つけてしまった!!
どうしよう、ママは絶対に嫌がるだろうし…でも私はもっと知りたい…と、かなり悩んだそう。
でも娘は、さりげなく聴かせてくるの、Dynamiteを!
「この人、かっこよくない?」って遠慮がちにプレゼンしてくるの!
そうしたら、だんだん段々、耳から離れなくなってきたの、NaNaNa NaNaNaって!!
で、見えてきちゃったの、ジョングクの顔が!!!
「たしかに、キレイな顔してるじゃん…」
そこからは、あっという間でした~
ちょうど新型コロナの時期に突入し、ステイホーム時期になり、YouTubeを見る時間たっぷりで。
どんどん見分けられるようになり、彼らのダンスやキャラにハマり。
「今まで自分の偏見だけで、韓国嫌い!なんて言って、ごめんなさい」
何も知ろうともせずに、全否定していた自分を反省しました。
BTSを皮切りに、男女問わず、いろんなグループを知り、今に至ります。
もともと韓国料理は好きだったし。
はじめは雑音にしか聞こえなかった韓国語も、今はすんなり聞けるし。
歴史的にはいろいろあっても、良いところもたくさんある。
お互い良いところを受け入れあって、楽しめたらいいよね!って思ってます。
コロナ禍が明けてからは、たくさんのライブに行ったし、地方遠征もしました。
韓国旅行にも行きました。
推し活しながら、いろんな街に行き、美味しいものもたくさん食べてます。
そんな話もちょこちょこしていきますね。
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